レンタル農園で、1年間でどんな野菜をどれだけ収穫できるのでしょうか。
我が家では、「シェア畑」を利用して、これまで3年ほど、家庭菜園・野菜づくりを経験してきました。
この記事では、2021年の1年間で、どんな野菜を、どれくらい収穫できたのかをまとめてみました。
レンタル畑を借りて野菜を育ててみたい方や、家庭菜園をはじめてみようと考えている方に参考になるはずです。
シェア畑の野菜の種類のこと
シェア畑で提供される種や苗は毎年少しずつ変わります。そのため、毎年完全に同じ野菜を育てるわけではなく、年によってトウモロコシがあったりなかったり、ジャガイモがあったりなかったり、その他の野菜もコロコロ変わります。(逆に、毎年ある定番の野菜もあります)
それから、畑のウネごとに、育てる野菜を選択する場合があります。たとえば、小玉スイカorきゅうりを選択したり、イチゴorソラマメを選択します。食べる人や家族の好みによって、どちらか一方を選択することができるのです。
そのため、この記事で紹介する収穫できた野菜の種類はあくまで一例となります。
収穫できた野菜と量(春夏)
まずは、2021年シーズンの春夏に収穫できた野菜・果物を紹介します。
時期は、4月~10月になります。
イチゴは、前年の秋に苗を植えていて、年を越して5月に収穫となります。
イチゴ以外の野菜はすべて4月以降に苗を植えたり、種をまいたりして育て、収穫まで至っています。
葉物(春菊、小松菜、カブ、みなとべかな)
4月上旬に種まきした葉物が、4月末にはだいぶ成長しました。
4月末の時点で、小松菜、カブ、みなとべかなは収穫OK。春菊はもう少し大きくなってからの収穫です。
収穫は一度ではなく、食べれる量を複数回にわけて収穫しました。半ウネですが、けっこうな量を収穫できました。
![収穫できた野菜 葉物](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/04-hamono01.jpg)
イチゴ(宝交早生)
5月に入ると、イチゴ(宝交早生)の収穫時期を迎えます。
昨年の秋に苗から植えたイチゴです。
イチゴは、4株で、1回に5粒~15粒程度を、6~7回程度収穫できました。
![収穫できた野菜 イチゴ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-ichigo01.jpg)
![収穫できた野菜 イチゴ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-ichigo02.jpg)
![収穫できた野菜 イチゴ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-ichigo03.jpg)
宝交早生(ほうこうわせ)は家庭菜園ではメジャーな品種ですが、やわらかく運搬・流通に不向きなので、スーパーには並ぶことがないイチゴです。
サンチュ
6月に入ると、5月の頭に植えたサンチュの収穫時期を迎えます。
![サンチュ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-sanchu01.jpg)
![サンチュ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-sanchu02.jpg)
サンチュは3ヶ所に点まきで育てましたが、1回にサラダ2人分程度を5~6回ほど収穫することができました。
サンチュは、葉っぱを切り取る収穫方法で、7月頃まで何回でも生えてくるたびに収穫できます。根っこから抜いてしまうと1回しか収穫できませんが、葉っぱを切り取る方法だと、4~5日後に新しい葉っぱが再び生えてくるのです。
![サンチュ 収穫後](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-sanchu05.jpg)
![](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/05-sanchu04.jpg)
ナスと甘長とうがらし
6月下旬になると、5月に苗を植えたナスと甘長とうがらし(辛くない)の収穫がはじまってきます。
ナスと甘長とうがらしは、最初にできた実は株を大きく育てるために早めに収穫します。そうすることで、株が大きく成長してくれて、最長で10月中旬頃まで実がなり続けます。
ナスは約80個、甘長とうがらしは約150個ほど収穫できました。
ナスと甘長とうがらしは、本当によく実り、食べ飽きるくらい収穫できます。
![なす 甘長とうがらし](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-nasu02.jpg)
![なす](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-nasu01.jpg)
![なす とまと 甘長](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-nasu02.jpg)
ちなみに、ピーマンと甘長とうがらしのどちらを栽培するのかは「シェア畑」では自由に選択できます。うちの場合、前回がピーマンだったため、今回は甘長とうがらしを選んでいます。
![なす 甘長](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-nasu03.jpg)
![なす 甘長](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/09-nasu01.jpg)
![なす 甘長](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/10-nasu01.jpg)
ミニトマト
7月に入ると、5月に苗を植えたミニトマトが色付きはじめ、赤くなった実から収穫がはじまります。
ミニトマトは、8月下旬までに100個くらい収穫できました。やや虫に食べられてしまったので、少し収穫数が減ってしまいました。
![ミニトマト](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-tomato01.jpg)
![ミニトマト](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-tomato02.jpg)
![ミニトマト](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-tomato03.jpg)
枝豆
枝豆は、5月頭に種まきし、7月に収穫することができます。
枝豆は、半ウネの広さの中に4ヶ所点まきします。
枝豆の収穫タイミングは短く、放置しておくとだんだん黄色くなってきてしまいます。
なので、食べきれるかどうかに関係なく、一度に全部収穫する必要があります。小さなビニール袋に3袋分の枝豆を収穫できました。
![枝豆 葉っぱ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-edamame02.jpg)
![枝豆](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-edamame03.jpg)
![枝豆](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-edamame01-1.jpg)
小玉スイカ
小玉スイカは5月頭に苗を植えて、7月~8月に収穫することができます。
「小玉」とはいうものの、収穫したらずっしりと重く、食べられる量も多いスイカです。
小さいものも含めると、5個収穫することができました。
小玉スイカの味は意外にとても甘く感じました。スイカは一切の水を与えないというのが育てるコツなのですが、そのために甘くなっているとも思いました。
![小玉スイカ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-suika02.jpg)
![小玉スイカ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-suika01.jpg)
![小玉スイカ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/07-suika04.jpg)
ちなみに、「シェア畑」では、小玉スイカではなくキュウリの栽培を選択することもできます。うちの場合、キュウリよりもスイカの方が食べたいため、今回は小玉スイカを選んでいます。
モロヘイヤ
モロヘイヤは6月に種をまき、7月~8月に収穫することができます。
モロヘイヤは、やわらかい茎と葉っぱを主にサラダにして食べる野菜です。モロヘイヤは採っても採っても次から次へと生長するので、いくらでも収穫できるという印象でした。
1回の収穫でサラダ2人分程度を5回ほど収穫できました。しかし、もっと収穫しようと思えばいくらでも収穫できたと思います。
![モロヘイヤ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-moroheiya01.jpg)
![モロヘイヤ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/08-moroheiya02.jpg)
収穫できた野菜と量(秋冬)
続いて、2021年シーズンの秋冬に収穫できた野菜を紹介します。
時期は、10月~3月になります。
里芋
里芋(サトイモ)は、4月に種イモを埋めて、11月に収穫となります。
里芋は、大小あわせて約30個を収穫することができました。
![里芋](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/09-satoimo01.jpg)
![里芋 収穫の様子](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/11-satoimo02.jpg)
![里芋 収穫](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/11-satoimo03.jpg)
キャベツ
キャベツは、9月に苗を植えて、11月下旬に収穫となります。
キャベツ1個を収穫できました。
![キャベツ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/12-cabbage01.jpg)
![キャベツ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/12-cabbage02.jpg)
![キャベツ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/12-cabbage03.jpg)
茎ブロッコリー
茎ブロッコリーは、スーパーで見かけるブロッコリーよりも茎が柔らかく、棒状に生えてくるブロッコリーです。別名「スティックセニョール」とも呼ばれます。
茎ブロッコリーは、9月に苗を植えて、11月から翌年2月くらいまで収穫を続けることができる野菜です。
1週間に1回、2人分のサラダにちょうどいい量を10回収穫できました。
![茎ブロッコリー](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-broccoli01.jpg)
![茎ブロッコリー](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-broccoli02.jpg)
![茎ブロッコリー](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-broccoli03.jpg)
芽キャベツ
芽キャベツは、大きさ3cm程度の小さなキャベツの形をした野菜です。
9月に苗を植えて、12月から翌年3月頃まで収穫が続けられる野菜です。
![芽キャベツ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-brussels-sprouts01.jpg)
![芽キャベツ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-brussels-sprouts02.jpg)
![芽キャベツ](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-brussels-sprouts03.jpg)
大根
大根は、種から育てました。
9月に種まきをして、11月から12月、遅くてもよければ翌年1月頃まで収穫が可能です。
大根は、小さいのも含め、8本収穫できました。
![大根](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-daikon02.jpg)
![大根 収穫](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2021/10/sh003-1.jpg)
![大根](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-daikon01.jpg)
小松菜
小松菜は、9月に種まきして、10月には収穫することができました。
春の場合とほぼ同じですが、種まきから収穫までが1ヶ月と、短い期間で収穫できる野菜のひとつです。
小松菜は、全部あわせると、20株程度を収穫できました。
![小松菜](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/10-komatsuna01.jpg)
![小松菜 収穫](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/10-komatsuna02.jpg)
白菜
白菜は、9月に種まきして、12月くらいに収穫することができます。
「シェア畑」では、通常のプランに「ミニ白菜」の苗が支給されます。しかし、我が家では「ミニ」ではなく、普通のサイズの白菜を育ててみたかったため、種を自ら用意して栽培してみました。
シェア畑の通常プランでは「ミニ白菜」という、やや小ぶりな白菜を苗から育てることになります。
正直、白菜は種まきのタイミングや、虫の除去など、育てることが難しい野菜でした。
それでも、なんとか1個、無事に収穫することができました。
![白菜](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-hakusai01.jpg)
![白菜](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/01-hakusai02.jpg)
玉レタス(収穫失敗)
玉レタスは、9月に苗を植えて、11月に収穫できる野菜です。
ところが、諸般の事情により、収穫タイミングに畑に行くことができず、収穫時期を逃してしましました。
そのため、レタスの中が腐って傷んでしまい、収穫することができませんでした。
なので、本来であれば、玉レタス1個収穫できるところが、0個となってしまいました。
![レタス 収穫失敗](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/07/11-lettuce01.jpg)
畑の広さは?
我が家でレンタルしている「シェア畑」の区画の広さは、2m×5mの10㎡です。
そして、ウネは4つになります。
「シェア畑」で借りられる区画の広さは、各農園によって違いがあります。
都会の中心地域に近づくほど、ひとつの区画の面積は、8㎡→6㎡→4.8㎡とせまくなっていく傾向があります。
逆に、郊外の農園では、10㎡をひとつの区画としている農園が多いです。
「シェア畑」に興味があれば、近所に農園があるか調べてみるこをおすすめします。
近所のシェア畑の探し方
民営のレンタル農園の「シェア畑」の近所の農園の探し方を紹介します。
近所にシェア畑の農園があるかどうかを探すには、シェア畑のサイトにて以下のように操作します。
(例):「東京都足立区」の農園を探す場合
①トップ画面を少し下にスクロールします
②都府県を選びタップ
③市区を選びタップ
![シェア畑 近所 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-search01.jpg)
![シェア畑 農園 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2020/12/s002-591x1024.jpg)
![シェア畑 農園 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2020/12/s003-592x1024.jpg)
④農園の一覧が表示されます。「農園名」をタップするとさらに詳しい農園の情報が表示できます。
![シェア畑 農園 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2020/12/s004-592x1024.jpg)
![シェア畑 近所 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-search02.jpg)
別の探し方で「現在地・地図から探す」をタップすると、地図上で探すことができます。
畑マークをタップして「畑の詳細を見る」をタップすると、詳しい情報を見ることができます。
![シェア畑 近所 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-search-from-map01.jpg)
![シェア畑 近所 探す](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-search-from-map02.jpg)
シェア畑の農園を探すと、下の方に「オンライン説明会に申込む」ボタンか、「この農園を見学する!」ボタンが表示されます。
![シェア畑 オンライン説明会 申し込み](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-briefing02.jpg)
![シェア畑 農園見学 申し込み](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-briefing01.jpg)
どちらのボタンが表示されるかは、農園によって異なります。
オンライン説明会も農園見学もどちらも無料で参加可能です。
ただし、事前に申し込み(予約)をしておく必要があります。
次に、オンライン説明会の申し込み方法です。(農園見学の場合もほぼ同じです)
申込むときの注意点は「ご希望の農園」を必ず入力しておく、ということです。理由は、農園によって空き区画が少なくなっているため、希望を伝えておくことで、優先的に案内してもらえたり、満杯だった場合に直近の空き予定を調べておいてもらえたり選択肢が広がるからです。
①「オンライン説明会に申込む」をタップ
②カレンダーから希望日時を選ぶ
③必要事項を記入します
![シェア畑 オンライン説明会 申し込み](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/11/sharebatake-briefing03.jpg)
![シェア畑 オンライン説明会 申し込み方法](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/08/s006.jpg)
![シェア畑 オンライン説明会 申し込み方法](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/08/s007.jpg)
④希望の農園の記入は任意ですが、記入しておくことをおすすめします
⑤確認のチェックをして「申し込む」ボタンをタップで完了です
![シェア畑 オンライン説明会 申し込み方法](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/08/s008.jpg)
![シェア畑 オンライン説明会 申し込み方法](https://hatake-kotohajime.com/wp-content/uploads/2022/08/s009.jpg)
その後、シェア畑の事務局からメールが届きます。
メールに記載された内容でオンライン説明会を受けることができます。
こちらから近所に農園があるのか探してみましょう。
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