【知っ得】通年でちゃんと畑をやるなら必要になる道具あれこれ

畑 必要な道具 野菜栽培の基礎知識
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ゼロから家庭菜園をはじめる場合、畑で使う道具はどれほど必要になるのでしょうか…?

実は通年を通して、ちゃんと畑で野菜を育てるとなると、意外とたくさんの畑道具が必要となってきます。

この記事では、家庭菜園で、そこそこ色々な種類の野菜を、春・夏・秋・冬の通年を通して育てていく場合に、必要となってくる道具についてまとめています。

これから、畑・家庭菜園をはじめようと思っている人であれば、どのような道具が必要になるのか知っておくと参考になるはずです。

鍬(くわ)

鍬(くわ)は、畑の土を耕すために必要となる道具です。スコップでも耕せなくはありませんが、鍬の方が効率がいいので、確実に使う道具です。

土を耕すほかに、畝をつくったり、雑草を除去するときにも使います。

畑 鍬

マルチ・マルチ押え・マルチ穴あけカッター

「マルチ」は、畑の土の上にかぶせて張って使う、黒いビニールシートのことです。

なんのために使うのかというと、土の温度を高めたり、雑草の生育を阻害する役割があります。

「マルチ」は1回使用するとボロボロになるので再利用はできず使い捨てとなります。「マルチ押え」は再利用可能ですが、土に差し込むときに折れ曲がると再利用不可になってしまいます。

「マルチ」には様々な種類があり、穴ありタイプや色が透明なタイプなど用途にあわせて選ぶ必要があります。穴なしタイプの場合は、マルチ穴あけカッターで好きな場所に穴をあけることができます。

畑 道具 マルチ

マルチは、四隅を「マルチ押え(マルチ止め)」という畑道具で止めます。

畑 道具 マルチ押え

マルチに穴を空けるときに、「マルチ穴あけカッター」を使います。

畑 道具 マルチ穴あけカッター

防虫ネット・ポール・トンネルパッカー・Uピン

防虫ネットは、虫がつきやすい野菜を育てる場合に取り付ける網状のネットです。虫のほかに、小鳥が野菜の実や種を食べてしまうのを防ぐために取り付けることもあります。

防虫ネットは、曲線を描いて曲がる樹脂ポールに、トンネルパッカーを使って取り付けます。ネットの両端は、Uピンを使って土に固定します。

畑 道具 防虫ネット

畑に防虫ネットを張るためには、ネット・樹脂ポール・トンネルパッカー・Uピン と4種類の道具が必要になります。

4つそれぞれ集めることが面倒な場合は、家庭菜園向けに一式セットになったものも販売されています。

支柱・麻ひも

支柱は、苗を植えたあとに、風で野菜の茎が折れないように補助するために使用します。

支柱と野菜の茎は、麻ひもで結び固定します。

畑 道具 支柱

支柱の長さ・太さはたくさん種類がありますが、野菜の大きさに合わせて3種類程の長さが必要になってきます。

麻ひもは、苗と支柱を結ぶほかに、防鳥ネットと支柱を固定するときなどでも使います。

防鳥ネット

防鳥ネットは、カラスやムクドリなどの鳥たちから、野菜を守るために設置するネットです。住宅の多い地域の畑では、イノシシやシカによる被害よりも、カラスなどの鳥さんが野菜を持っていく被害の方が多いです。

ネットは、150cmの支柱と麻ひもとUピンで設置しています。

鳥の場合、上部が空いていても、中に入ったら、羽を広げて助走して飛び立てないことがわかっているので、絶対に中には入りません。

畑 道具 防鳥ネット

トンネル(保温ビニール)

トンネル(保温ビニール)は、冬季などの寒い季節でも、野菜が育つように、保温するためのビニールです。

トンネルは、樹脂ポールとトンネルパッカー、Uピンで設置しています。

冬季に育てる野菜は、トンネルなしでも育てられるものもあります。

しかし、トンネルを活用することで、冬季に育てられる野菜の種類を増やすことができます。

トンネルには換気用の穴が空いています。

畑 道具 トンネル

不織布

不織布は、種まきをした直後に、芽が出て少し大きくなるまで、地面の温度を保ったり、風から芽が出た苗を保護するために土の表面にかけるる布のことです。

畑 道具 不織布

移植ごて(ハンドスコップ)

移植ごては、片手で持てて使える小型のスコップです。

土を少し耕したり、野菜の根っこをほじくるとき、雑草を除去するときなど、とても使う頻度が高い道具です。

畑 道具 移植ごて

菜園ハサミ・剪定ハサミ

菜園ハサミは、主に野菜の収穫のときや、脇芽をつみとるとき、麻ひもを切るときなどに使います。使用頻度はかなり高い道具のひとつです。

畑 道具 菜園ハサミ

剪定ハサミは、固い枝や根を切るための道具です。必ずしも必要となる道具ではありません。必要となるケースは、たとえば、ナスは成長すると枝が太く木のようになってくるため、剪定ハサミでないと切れないことが多いです。

なす 枝

手箕(てみ)

手箕(てみ)は、収穫した野菜を入れたり、雑草を入れたりして使う、カゴのような道具です。

畑 道具 手箕 てみ

ジョーロ

ジョーロは、畑に水をあげるときの道具です。

原則として、畑で野菜に水をあげることは、あまり必要なく使用頻度は低いです。

使うときは、種をまいた直後、苗を移植した直後、何週間も雨が降らず土がカラカラになってしまったとき、などに限られます。

肥料

畑で使う肥料は、化学肥料と、有機肥料があります。

ここでは、家庭菜園向けに有機肥料を紹介しています。

牛糞

牛糞は種まきの前の土壌改良を目的として土に混ぜて使う有機肥料です。牛糞と言っても、ニオイはまったく臭くありません。

畑 肥料 牛糞

鶏糞

鶏糞はポピュラーな有機肥料です。種まきの前の土壌づくりや、追肥するときは鶏糞を使います。ニオイは臭くありません。

畑 肥料 鶏糞

油かす

油かすは、野菜の栄養というよりも、土壌改良の目的で使われる有機肥料です。

畑 肥料 油かす

通年で畑の道具にいくらかかるのか?

ここまで紹介してきた道具を全部購入するといくらかかるのか計算してみました。

結果は、「\24,457円」でした。

道具名必要度購入金額
1鍬(くわ)¥1,345
2マルチ 95cm×20m¥1,306
3マルチ押え 24個¥1,220
4マルチ穴あけカッター¥986
5防虫ネット 1.35m×5m¥1,045
6樹脂ポール¥2,790
7トンネルパッカー¥298
8Uピン¥339
9支柱(スライド支柱)¥655
10麻ひも¥376
11防鳥ネット¥3,000
12トンネル(保温ビニール)¥1,580
13不織布¥351
14移植ごて(ハンドスコップ)¥874
15菜園ハサミ¥2,422
16剪定ハサミ¥2,380
17手箕(てみ)¥1,344
18ジョーロ¥530
19牛糞¥554
20鶏糞¥200
21油かす¥862
合計¥24,457

道具にかかるお金は、畑の広さや作る野菜の種類、休耕期間の有無などによって上下するものです。

上記は、10㎡程度の畑を春~夏~秋~冬の通年で、比較的様々な種類の野菜を育てた場合を想定して算出しました。

上記の道具は必要最小限で、上記以外にもショベルや万能鍬などを使いたい場合は、もう少し金額が高くなってきます。

まとめると、だいたい通年で、2万円~3万円くらいのお金が道具にかかることになります。

民間のレンタル畑「シェア畑」では、畑で使う道具がすべて農園に設置してあり、会員は自由に使うことができるシステムになっています。

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まとめ

通年でちゃんと畑をやるなら必要になる道具あれこれ
  • 通年を通して、野菜を育てる場合、意外とたくさんの畑道具が必要になります。
  • 10㎡の畑を通年で野菜をつくる場合、道具にかかるお金は、だいたい2万円~3万円程度になります。
  • シェア畑は、野菜づくりに必要な道具がすべてそろっており、会員であれば誰でも使うことができるので、おすすめです。

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