【家庭菜園】農作業に適した手袋の特長!おすすめ手袋3つ紹介

家庭菜園 最適な 手袋 レンタル畑活用術
この記事は約5分で読めます。

家庭菜園や農作業には「手袋」の着用は必要で、手袋をはめて作業したほうが良いと思っています。

手袋が必要だと考える理由はいくつかあるのですが、ケガの防止だったり、地味に後処理が面倒になる爪の間に土泥が入ることを防ぐ目的もあります。

この記事では、家庭菜園や農作業、畑仕事をする際に、「手袋」の着用をした方がいい理由の解説と、「手袋」を選ぶポイントについて解説しています。

農作業に適したおすすめの手袋も紹介しています。

家庭菜園に手袋は必要か?

家庭菜園するときに手袋をはめて作業した方がいいのでしょうか?

素手での作業ではだめなんでしょうか?

実際に、畑仕事をしてみての感想は「手袋は必要」だと考えています。

最初は素手で作業していましたが、今では毎回必ず手袋を着用して畑仕事をしています。

手袋が必要だと考える主な理由は、

  • 作業中の思わぬケガを防ぐ
  • 日焼けの防止
  • 爪の間に土泥が入るのを防ぐ
  • 滑り止め
  • 感染症を防ぐ

の4点です。

作業中の思わぬケガを防ぐ」というのは、畑仕事では手指をとても酷使するので、意外とケガをしやすい状況があります。

鍬やUピンなど、手を切ったり、刺さったりする道具も使いますし、麻ひもをきつくしばったり、トゲのある野菜を扱ったりもします。

なので、不要なケガを防止するという意味で、手袋を着用しておいた方がいいという考え方です。

爪の間に土泥が入るのを防ぐ」は地味に重要で、素手のままで畑仕事で苗を植えたり、土の中の根菜を収穫したりすると、必ず爪の間に土泥が入ります。

手 指 爪の間に土

作業後に洗い流せばいいのですが、これがなかなか面倒なのです。

指は両手あわせて10本あって、1本ずつ、きれいに土泥がとれるまで洗うと、それなりに時間もかかります。

なので、作業後の手間を考えると、爪の間に土泥が入らないように「手袋」の着用をおすすめしています。

滑り止め」は、鍬やシャベルを使うときや、支柱を立てるときに、握ったものを滑りにくくすることです。

鍬や支柱を立てる際に、手袋をしていないと滑ってしまい、うまく作業できないことがあります。

以前、長い支柱を土から引き抜いて撤去する作業をしたときに、素手では滑ってしまいどうやっても抜くことができませんでした。

そのときは、シェア畑のアドバイザーさんに頼み、あっさり引き抜いてもらいました。

アドバイザーさんは手袋をしていて、そのときに「手袋」の必要性を感じました。

感染症を防ぐ」は、個人的にはあまり気にしていないのですが、破傷風などの感染症の予防として「手袋」の着用をおすすめしています。

破傷風は、土の中にいる細菌が体に感染して発症する病気のことで、過去に死に至った人もいる気を付けなければならない細菌です。

破傷風菌は、世界中の土中のどこにでもいますが、傷口が侵入経路となるので、手指に傷口がなければ、基本的には感染しないと考えられています。

破傷風菌以外にも土中には様々な細菌がいらっしゃいますから、無用な感染症を防ぐという意味で「手袋」の着用をおすすめしています。

手袋を選ぶポイント

農作業用の手袋にもいろいろな種類がありますが、「背抜き」加工タイプがおすすめです。

「背抜き」加工とは、手のひら側がゴムっぽい素材で、手の甲側が布でできているタイプの手袋です。

手のひら側はゴムっぽいので滑りにくくて水濡れにも強く、逆に手の甲側は適度に通気性があり、汗ばむのを軽減してくれます。

土いじりで必ず汚れる前提で考えることもポイントです。なので、デザインや見た目にこだわるよりも機能性で選ぶ方をおすすめしています。

日焼け防止に特にこだわる場合はアームカバー付きの「手袋」をおすすめしています。または、アームカバーを別で揃えるという方法もあります。

サイズについては、ややピタピタ~ジャストフィットをおすすめしています。ブカブカサイズだと、ちょっと作業しづらいのです。

苗を植えたり、麻ひもを結んだり、畑仕事は指先の細かい動きも欠かせません。

なので、指先を使う作業がやりやすいように、ややピタピタ~ジャストフィットのサイズ感をおすすめしています。

軍手ではダメなの?

軍手はリーズナブルで使い捨てもできますが、畑仕事の手袋としては使えるんでしょうか?

軍手を畑仕事に使うデメリットは、①水濡れすると重くなる、②縫い目の間から、爪に土泥が入ってくる、③土泥が入ってきやすいので感染症対策として不十分、などが挙げられます。

なので、思わぬケガ防止・日焼け予防・滑り止めのためだけに「手袋」を使いたいという場合では、軍手でもOKとなります。

しかし、爪の間に土が入るのを防ぎたい、水濡れしても大丈夫で感染症も対策したい、という場合は「背抜き」加工された農作業手袋をおすすめします。

おすすめの農作業手袋

背抜き加工タイプで農作業にも適している、おすすめの手袋を紹介します。

まとめ

農作業に適した手袋の特長!おすすめ手袋3つ紹介
  • 家庭菜園・畑仕事に向いている手袋は「背抜き」加工タイプが最適です。

実際に畑で3Mの「コンフォートグリップ グローブ」を使ってみました。

手の指にちゃんとフィットして、土いじりの作業もやりやすいです。

3M コンフォートグリップ グローブ

作業後の手袋の先端は泥で汚れていますが、手袋をはずすと爪の間に土は入り込んでいませんでした。

これなら、作業後の手洗いも簡単になります。