真夏の炎天下での畑仕事、農作業って大変ですよね…?
畑では日光を遮るものはないので、熱中症になりやすく、そうでなくても体力が奪われてしまいます。
この記事では、真夏、猛暑の中で畑仕事、農作業をする場合の対策と、おすすめの快適グッズ、便利グッズを紹介しています。
対策1. 早朝に作業する
1日の中で気温が最も低くなるのは早朝の時間帯です。この傾向は夏でも冬でも変わりません。
下記は、東京・大阪・福岡(3都市)の8月(真夏日)の1日の平均気温をグラフ化したものです。これを見ると、だいたい朝4時あたりが一番気温が低いことがわかります。

そして、5時をすぎると日の出があり、日が出ると一気に気温が高くなっていくことがわかります。
朝4時が最も涼しいのですがまだ暗いので畑作業には向かず、5~6時辺りがおすすめな時間帯になります。
個人的な感覚では7時では既に日が昇り、気温が上がりはじめるので、体感的にはかなり暑さを感じます。8~9時になるとほぼその日の最高気温に迫るまでの温度になっています。
つまり、涼しさを求めて農作業をするのであれば、日の出前の明るくなってきたあとで、朝6時程度までのわずかな時間帯が一番効果的なのです。この時間帯から外れると体感的には50歩100歩であまり大差はないのです。
早朝の畑仕事はもうひとつメリットがあり、道路が空いているということです。
自宅から畑までの道路が普段と比べてかなり空いているので、畑に行って帰ってくる時間がいつもより短く済むメリットもあります。
対策2. 快適グッズを活用する
そうは言っても、早朝5~6時に畑作業をすることが難しい場合もあります。
本当は避けたい一番気温が高くなる日中帯に畑仕事をしなければならないこともあるでしょう。
そのようなときには、十分に水分を取り、休憩をはさみつつ行うことが熱中症対策として望ましいとされています。
さらに、ここでは、そのような場合に使える快適グッズ、便利グッズをご紹介します。
これらのグッズを上手に活用することで、あなたは快適に畑作業をすることができますよ。
熱遮断してくれる日傘
表面には日射しを反射するシルバーコーティング、裏面は黒くすることで遮熱効果を高めた晴雨兼用の折りたたみ傘です。UVカット率99.7%で、炎天下の直射日光による日焼け、発汗対策におすすめです。晴れ雨兼用傘です。
頭上の日射を遮断する帽子
コカゲルと呼ばれる真夏の太陽の強烈な日射を遮断し、帽子内の体感温度を-10℃下げる機能のある帽子です。
呼吸がラクなフェイスカバー
特殊なデザインによる装着時でも呼吸しやすく苦しくならないフェイスカバーです。日焼けを防止しつつ、飲み物も飲める工夫されたデザインです。
ひんやり冷感マフラー
接触冷感で触ったときに冷たく感じる特殊素材「クール糸」で作られたマフラーです。クール糸は人が触れた瞬間に熱をすばやく拡散させてしまうめ、触った感覚が冷たく感じる特殊な糸です。
天然ハッカスプレー
清涼効果のあるハッカには、体感温度を下げてくれる働きと、虫を寄せ付けにくい効果があると言われています。夏場の畑には蚊が多く出回り、何もしないとすぐ刺されます。虫よけ防虫スプレーの代わりに、暑い夏には安心天然成分100%のハッカスプレーをおすすめします。
スティックタイプ日焼け止め
手を汚すことなく塗れるウォータープルーフタイプの日焼け止めです。農作業中に手が汚れてしまっても、日焼け止めを塗れるのでおすすめです。
シリコン氷のう
魔法瓶構造のホルダーに入れて持ち運び、アイシングしたいときに取り出して使うことができるシリコン氷のうです。
ホルダーが魔法瓶構造になっているため、収納すれば長時間冷たさをキープできます。
氷のうはシリコンゴムで肌当たりがよく、弾力性のある柔らかい素材が使われています。
アイスバッグ
氷を中に入れることで、首回りを-20℃で一気に冷却できるアイテムです。
家庭用製氷皿の氷でも入る大口のキャップと、装着すれば両手が使えるように固定できるようになっています。
ハンディ扇風機
持ち運びに特化した小型の扇風機です。
カラビナ&ストラップ付きで、首から下げたり、カバンなどに取り付けて使えるほか、卓上に置いて使うこともできます。